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試聴室(1)
クリュイタンスのベートーヴェン交響曲全集
クラシック音楽を中心に聴き始めて早、盤歴は30年になりました。しばらくの間、最近試聴して印象に残ったディスク中心に名盤(迷盤?)をご紹介してゆきたいと思います。第1回はアンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィルによるベートーヴェンの交響曲全集です。クリュイタンスはベルギーのアントワープに生まれた指揮者で、ラヴェルやドビュッシーなどのフランスものに絶大な人気のある指揮者ですが、ここでは、いまだあのフルトヴェングラー時代の楽員が多く残っているであろうベルリン・フィルから、どこか明るさと柔らかさのある演奏を引き出しています。かといって軽めの演奏かとゆうとそうではではなく、とてもオーソドックスな格調高いもので、最近多くなった古楽器による演奏とは対極に位置する現代楽器による演奏ながら、ドイツ音楽をも得意とした彼の面目躍如たる演奏に仕上がっています。どれも良い演奏ですが、3番「英雄」、
5番、世評の高い6番「田園」、8番などが特にお勧めです。
グレ・ブロウェンスティーン(ソプラノ)
ケルステン・マイヤー(メゾ・ソプラノ)
ニコライ・ゲッダ(テナー)
フレデリック・ガスリー(バリトン)
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドレ・クリュイタンス(指揮) (EMI 500999 6483032 2)
録音時期:1957〜1960年
録音場所:ベルリン、グリューネヴァルト教会
録音方式:ステレオ(セッション)